(c)2012「ヘルタースケルター」製作委員会
2012年新藤兼人賞を受賞した、蜷川実花の映画「ヘルタースケルター」
主演、沢尻エリカの5年ぶりの映画出演作品で話題になりました。
華やかな整形美人の栄光と狂気、そして‘‘しっちゃかめっちゃか‘‘な主人公リリコの
じわじわと迫りくる転落のストーリーです。
過激なシーンやめくるめく人間模様の中にある名言、名セリフを全部で7つご紹介します。
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映画『ヘルタースケルター』の作品概要・あらすじ
華やかな整形美人の栄光と狂気、そして‘‘しっちゃかめっちゃか‘‘な主人公リリコのじわじわと迫りくる転落のストーリー。
2012年/127分/日本
監督:蜷川実花
キャスト:浜尻エリカ、綾野剛他
評価:2.71点/5点
芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。しかし、りりこには誰にも言えない秘密があった。
彼女は全身整形。「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの。
整形手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始め、美容クリニックの隠された犯罪を追う者たちの影がちらつく。
さらには、結婚を狙っていた御曹司が別の女と婚約。生まれついての美しさでりりこの座を脅かす後輩モデルの登場。
究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこ。 疾走の果てに、世の中を騒然とさせる事件へと繋がっていく・・・。
(Flimarks映画より引用)
『ヘルタースケルター』の名言・名セリフ7選
それでは、映画「ヘルタースケルター」の名言・名セリフを全部で7つ紹介していきたいと思います。
名言①:「最初に一言、『笑いと叫びはよく似ている。』」
これから始まるこの作中の主人公リリコの心の内を表現しているような冒頭の一言。
作中すべての場面にあてはまるようなこの一言はこの後のストーリーが気になる一言で、
整形美人リリコの満たされない欲求が垣間見えますね。
見進めるとじわじわとこの冒頭の一言が頭の中で蘇えってくるのではないでしょうか?
名言②:「私にとってメイクやファッションというのは、自己表現のひとつなんです。」
雑誌やCM撮影、ドラマ、バラエティーなどの多忙の中、テレビ収録での場面でこの名言が登場します。
もっともっとみんなに自分のことを知ってほしい、まだまだ自分の魅力はこんなもんじゃないと言っているようですね。
自信に満ち溢れているこの言葉は、すべての人間に力強い勇気を与えるインフルエンサーとしての発言のように思います。
名言③:「カメラのシャッター押されるたびに、どんどん空っぽになっていく。」
おかまヘアメイク担当の沢鍋錦二との楽屋でのシーンでこの名言が登場します。
非常に弱気な一言ですが、いいねやフォロワーの数で有名になれるこの時代にピッタリの名言なんではないでしょうか。
この言葉から、本当の自分が自分自身わからなくなっているように感じて焦っているように思います。誰でも一度は感じたことのある気持ちではないでしょうか?
名言④:「ちがうよちかこ。きれいになれば強くなれるよ。」
ある日、家に一通の手紙が届きました。実の姉のリリコの活躍を尊敬してる妹のちかこからでした。
妹に会いに行った時に、全身整形をする前の容姿に恵まれない昔の自分と妹を重ねて飛び出したセリフです。
「お姉ちゃんは強いからきれいになったんだね。」というちかこ。
リリコは自分は強くない、きれいになれば何でもできると自分自身に言い聞かせているようですね。
名言⑤:「だってあんたは、あたしの作った夢なんだから。」
リリコが芸能事務所の女社長である多田寛子と、妹への仕送りに疑問を持ち、話し合う場面で出たのがこの名言です。
疑いを向けられた女社長は初期の設備投資(全身整形)や生きていく世話をしてやっていると切り出し、リリコは強気に出られないようです。
実はリリコの全身整形後のモデルは、若かりし頃の女社長そっくり!
お人形のようにリリコを作り自分の夢を代わりに実現させる、女社長の執着心から出た
言葉だと感じます。
名言⑥:「人生なんて自分の手で決めるものよ。そうよ、自分で決めるものよ。」
恋人である南部がリリコを裏切り政治家の娘と婚約。その婚約者にマネージャーをけしかけ硫酸を顔面にかけた後の密会シーン。
リリコのことを愛しているという南部に「じゃあどうして結婚するの?」というリリコ。
南部は「仕事なんだよ、僕にとってはそれは。」「この家の長男に生まれた時から決まっていた。」と言います。
リリコがそんな彼に言ったのがこの名言です。
"なりたいようになんでもなれる"と思うと同時に"今までの自分を省みて"ここでも自身に言い聞かせているようですね。
名言⑦:「もちろんやりとげるわ、絶対に。みたいものを見せてあげる。」
記者会見前の検事である麻田とのラストシーンでこの名言が飛び出ます。
「もう自ら表に出て傷を負わなくてもいいんじゃないか?」という検事に、最後は「自分で自分を殺す。」とリリコ。
記者会見場で自らの右目を刺し、行方不明になった数年後。リリコの鮮烈な印象が人々に残っている中、海外のストリップバーで幻覚に見た狂気を再現し、オーナーとなっていました。
このセリフには強いリリコの意思を感じますね。
まとめ
今回の記事では、映画「ヘルタースケルター」に登場する名言・セリフ7選を紹介しました。
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